3Dプリンターで作れるものを紹介

3Dオブジェ3

3Dプリンタって、ちょっと前までは「プロが試作品を作るための機械」ってイメージが強かったと思います。
でも、最近は個人でも手に入れやすくなってきて、ガレージや作業部屋に1台あると本当に便利です。
この記事では、「実際に3Dプリンタで何が作れるのか?」を用途別に紹介していきます。

3Dプリンタとは

3Dプリンタは、デジタルで設計した立体データをもとに、実際の「モノ」として出力できる機械です。
家庭用でよく使われているFDM方式の場合、細いプラスチックの糸(フィラメント)を高温で溶かし、1層ずつ積み上げて立体をつくっていきます。

いわば、ホットグルーガンを自動制御して積み木みたいに形を作るようなイメージです。
最近はプリンタの価格も下がってきて、個人でも手軽に導入できるようになりました。
ぼく自身も、週末のガレージ作業ではパーツづくりに大活躍してます。

3Dプリンターで作れるもの

3Dプリンタがあれば、「ちょっと欲しいけど売ってない」「既製品だとサイズが合わない」といった悩みを、自分で解決できるようになります。

ここでは、ぼく自身の体験も交えながら、用途別に作れるものを紹介します。

日用品・生活雑貨

  • スマホスタンド
  • ケーブルホルダー
  • ドアストッパー
  • 歯ブラシ立て

身の回りの小物を自分仕様で作れるのが最高です。
市販品に「ちょっとだけ不満がある」ものこそ、3Dプリンタ向き。

趣味・ホビーグッズ

  • フィギュア
  • ミニチュア模型
  • キーホルダーやバッジ
  • コスプレ用のグッズ

見た目重視でも、自分の好きな形・サイズ・質感で作れるのが強みです。
ぼくもよく、フィギュアの台座や飾りパーツをプリントしています。

工具・DIYパーツ

  • 六角レンチホルダー
  • 工具トレー
  • ネジやワッシャーの仕切りボックス
  • クランプの取っ手パーツ

ガレージで「あ、ここにちょうどいいサイズのパーツがほしい」というとき、自分で作れるのは助かります。

電子工作・ロボット部品

  • Raspberry Piケース
  • センサーマウント
  • モーター固定具
  • ロボットのアーム部品やベースプレート

基板やモーターの形に合わせてぴったり作れるのが、電子工作やロボット系の魅力です。
ぼくは調整パーツとして使うこともあります。

修理・交換部品

  • 折れたツメの代替パーツ
  • 古い家具の引き出しローラー
  • 家電のフタのロック部品
  • 窓枠のパッキン押さえ

メーカーにパーツ在庫がない場合、3Dプリントで作れると延命できるものが多いです。
実際にぼくも、壊れた洗濯機のドアストッパーを作り直して使い続けています。
3Dプリンタのおかげで、DIYが捗ってます。
自分でいろいろ作りたい人は、導入してみてはいかがでしょうか。